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Q. 最近、いつも90時間を超えていてきついです。

 

 A. 現在、法律(航空法)では、乗務割の基準を「省令で定める基準」に全面的に委任する形をとっています。その下部規定である運航規程審査要領細則では、客室乗務員の一歴月の制限を100時間としています。

 

また、各社の勤務協定では、JALは95時間/一歴月、ANAやLCCは100時間/一歴月の制限となっています。

 

        JALでは、1993年までは80時間/一歴月制限、

        ANAでは1988年当時、87時間/一歴月制限でした。

 

現在の100時間/一歴月制限というのは、以前より3日分も多くフライトしているような数値です。

 

  

Q. パイロットのフライトタイムの一歴月の上限は?

 

A. JALのパイロットは現在、90時間、ANAのパイロットも90時間となっています。

 

 

Q. では、外航の日本人Cabin Crewの乗務時間制限は?

 

A. AFでは75時間、SKは88時間、DLの日本人Crewは80時間制限となっています。

 

        EUの年間乗務時間制限は900時間(1暦年)です。

        これに対し、JALの年間制限は990時間、ANAは1080時間です。

 

私たちは、健康ではたらき続けるためには、EU並みの年間900時間制限が必要と考えています。

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