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Q. 客室乗務員も休憩を取らないといけないって本当ですか? 

A. 本当です。

        国内線と近距離国際線の折り返しのパターンで、

        勤務時間が6時間を超える場合は45分

        8時間を超える場合は1時間の(みなし)休憩時間を取らなくてはいけない

        ということが決められています。(労基法34条 施行規則32条)

 

Q. でも、休憩が取れないことが多いですが・・。

A. そうなんです。 そこが問題になり、JALのCCU組合では

  「香港やマニラ往復フライトで13~14時間の拘束でも、ほとんど休憩がないのは

      法律に違反しているので改善して下さい。」と、労働基準監督署に訴えました。

      この結果、行政指導が行われ、会社は上空で休憩が取れるよう、

       Yクラスのミールを2種類から1種類に変更しました。

       それでも、1時間の休憩はまだ取れていない現状です。 

 

Q. ロングの国際線ではどうですか?

A. 長距離路線はこの労基法には当てはまらないのですが、

  労働安全衛生法では、

  使用者の安全配慮義務=労働者の健康や安全に配慮すること

  が定められています。

  このため、ロング路線でも休憩時間は必要です。

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