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謹賀新年

  • cabincrewproject
  • 1月7日
  • 読了時間: 2分

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皆様、新年明けましておめでとうございます。


昨年は元日の能登半島地震の翌日、1月2日にJALと海上保安庁の航空機が衝突する大事故が起きました。この事故で5名の海上保安庁の方が亡くなりました。

年末にはスイスインターナショナルエアラインズの事故で客室乗務員1名が犠牲になり、韓国のチェジュ航空事故では乗客179名が亡くなるという大惨事となりました。

今年は事故のない、安全な一年となりますよう願うばかりです。


また、客室乗務員の在職死亡は、2022年4月以降大手A社で7名、同規模のB社では2022年7月以降1名の方が亡くなりました。尚、A社では2019年1月以降、13名の客室乗務員が在職中に亡くなっています。

あらためてご冥福をお祈り申し上げます。


このA社とB社の在職死亡者数の違いは、勤務による労働負荷の違いと言われています。A社は国内線で1日4回乗務があり、国内線と国際線との組み合わせによる6日間連続勤務というパターンも存在します。

一方、B社は客室乗務員のための組合が長年、勤務や職場環境の改善を要求し交渉しており、1日の乗務は3回まで、また、6日連続勤務はなく基本4日間のパターンとなっています。

夢と希望を抱いて、体力測定もクリアして入社した方たちが、退職前にいのちを落とす現実に、私たちの活動がまだまだ道半ばであることを思い知らされます。


今年からNPO法人「航空の安全・いのちと人権を守る会」は、過労死防止学会の専門部会として、あらたな活動に踏み出すことになりました。どのような活動に発展していけるか未知数ではありますが、今年も皆で知恵を出し合いながら活動していきたいと思っています。


皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


2025年1月

NPO法人「航空の安全・いのちと人権を守る会」


 
 
 

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