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CAの「疲労リスク管理」について

  • cabincrewproject
  • 2021年3月1日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年4月11日


2019年10月、国土交通省航空局は、CAの疲労に関する情報の収集、教育などを義務化することを決めました。

パイロットはすでに実施されています。

① CAは 自分の疲労状態を管理し、疲労によってフライトに支障があると自覚した場合には乗務してはならないこと

② 会社はCAの疲労を考慮し、CAの疲労がフライトに支障を及ぼすと認められる場合は、乗務させてはならないこと


上記を規則に追加する予定です。 とは言え・・疲労リスク管理の前提として、自由にものが言える職場風土が不可欠です。 せっかく国の規定が変わっても、「自分の疲労状態を会社に言いにくい」という状況では、これまでと変わらないのではないでしょうか。 CAがものを言いにくい要因は何か、と考えると、やはり「評価制度」が挙げられます。欧米のCAの職場では、会社からの評価によって賃金や指揮順位が決められる事は人権侵害とされ、導入されていません。 評価制度のないルフトハンザ航空では、疲労を報告するレポートの活用が日常的に行なわれている状況です。 疲労リスク管理の導入とともに、ものの言いやすい職場づくりについても一緒に考えていく必要がありそうです。



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