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コロナ終息に向けて危惧すること

  • cabincrewproject
  • 2023年1月3日
  • 読了時間: 2分


皆様、今年もあとわずかとなりました。

 

年末年始、満席のフライトも増え、以前とは様変わりの状況になっていると思います。

 

これまでを振り返ってみると・・

 

2020年4月に緊急事態宣言が出され、ANA、JAL、LCCとも運休や減便でフライトが減り、客室乗務員の賃金問題が表面化しました。

 

乗務手当が出来高払いのため、また、特に新人は基本賃金が低い為、食事を節約したり、親から仕送りしてもらうなど大変な状況になりました。

 

パイロットには乗務手当保障があるのに、なぜ客室乗務員には保障がなく出来高払いなのか、また、総合職と比べ基本賃金がなぜ低いのか、ジェンダー問題とも言える実態が浮き彫りになったと言えます。

 

現在はフライトが戻り、一気に高稼働になりました。

 

コロナ禍での一時帰休や、出向先の業務では朝起きて夜寝る生活でしたが、再び早朝、深夜、時差を伴う長時間勤務の生活になり、身体がついていけないとの理由で退職者も増えています。

私達NPO法人「航空の安全・いのちと人権を守る会」は、このまま元の勤務に戻ってしまうと、以前のように在職死亡や心身を壊す人が増えるのではと危惧しています。

 

来年こそ、欧米並みの『定年まで楽しくフライトできる職場環境』に一歩でも近づける為、そして『ライセンス取得による保安要員としての地位の確立』の為、現役とOG・OBで知恵を出し合いすすめて行きたいと思います。

 

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

 

来年もよろしくお願い致します。

 

NPO法人「航空の安全・いのちと人権を守る会」理事一同

 
 
 

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