客室乗務員ストレス研究がはじまりました
- cabincrewproject
- 2022年4月30日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年5月1日
2022年4月、客室乗務員を対象にした日本初のストレス調査・研究が、筑波大学の教授と研究者によって開始されました。
国内の航空会社4社40名の聴き取りにより、感情労働者として様々なストレスを受けている実態が浮き彫りになりました。
以下は、聴き取りを担当した教授・研究者の感想です。
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・他の職種より抑圧された状況が感じられる。
・自分の時間が取れてない、自分の時間がコントロールできない、プライベートの時間がないと感じる。
・コロナによるストレスも多く感じる。(職場の変化、復便への恐怖)
・評価の基準がとても不透明。ダブルスタンダード(建前と現実)を感じる。
・時間外労働のグレー部分が多い。
・責任や社員としての名誉など求められるものが多く、365日24時間縛られている感じがする。その割には対価とのギャップがある
・睡眠の質の問題がよく出されていた。客室乗務員は睡眠の長さだけでなく睡眠の質の問題も取り組まないといけないと感じた。
等々
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5月には分析結果が出され、その後、学会での発表が行われます。

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